You're a RPG Suicide.

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吸血鬼、ヴァンパイア、ドラキュラ

 昼夜逆転生活が続いています。本当に吸血鬼みたい。しかし、なんか吸血鬼って憧れるものがありますよね。なんかかっこよさげ。Vampire:the RequiemというテーブルトークRPGがあるくらいでして、このゲームではプレイヤー達が吸血鬼のキャラクターを作って遊んだりします。アメリカのゲームなんですが、ようやく日本語版が発売されるようです。ひそかに楽しみにしてたりします。

 HELLSING、好きですね。爽快感があります。平野耕太氏はDungeons&Dragons(R)(以下D&D)の愛好家だそうですが、私も大好きだったりします。なんせ最新の3.5版を2セット(1冊6000円で3冊で1セットです)持ってるくらいですからw 

 D&Dは剣と魔法の世界を舞台にしたテーブルトークRPGです。とかいうと90年代に流行った、そして今でもライトノベルなんかでよく使われる分かりやすいファンタジーを連想しますが、そもそもファンタジーブームの火付けになった水野良氏の「ロードス島戦記」がこのD&Dの昔の版のリプレイ(ゲームの進行の模様を記録して読み物にしたものです)を元にした小説なんですよね。コンピュータゲームで、初代のファイナルファンタジーのモンスターのネーミングなんかは実はD&Dから引用されたものが殆どだったりします。

 D&Dには様々なモンスターが登場します。コボルドやゴブリンといったコンシューマのゲームなどでおなじみのものから、超音波で敵を見つけて音波攻撃で粉砕する盲目の翼竜アーサックといった他にみられないゲテモノまで。D&Dには著名な(?)モンスターが数多く記載されていますが、もちろんヴァンパイアもいます。このヴァンパイアは「テンプレート」という形で記載されていて、ベースになるモンスター(主に人型生物のカテゴリーに入るものに限定されますが)にこのテンプレートを適用することで、○○のヴァンパイアといったモンスターを新しく創造することができます。

 人間やエルフのヴァンパイアはもちろんのこと、オークやゴブリンのヴァンパイア、果てはミノタウロスのヴァンパイアなんてのも作成できます。筋力が大幅増強されたり、特殊能力が大量についたりして、元のクリーチャーに比べれば桁違いに強力で恐ろしいものが作成できます。

 ただし弱点も多く、ニンニクや聖印(D&Dの世界は基本的に多神教なんで、まあ、十字架ですね)を突きつけられると接近できなくなるとか、流れる水は渡れない(その上、流水に沈められると数ターンで滅ぼされてしまう)、陽光を浴びると殆ど抵抗の余地なしに滅ぼされる、などがあります。

 実はD&Dにおいては、プレイヤーもモンスターのキャラクターを作ってゲームに参加することが可能です。そんなわけで、ヴァンパイアのキャラクターを作ることもできます。ルール上、属性が必ず「混沌にして悪」になってしまうのが難点ですがw

 このゲームは基本的にバトルがメインのゲームです。なので、敵も味方もヴァンパイアだらけといった、「HELLSING」ばりのバトルを演出することもできるでしょう。やったからどうだというわけでもないですが、本当にこのゲームでのヴァンパイアは強力なので、一回くらいプレイしてみたいとか思ったりもします。まあヴァンパイアでなくてもレベルが高くなれば超人化するので関係ないかもしれませんw

 D&Dを持っているのはいいですが、実は最近プレイしていません。環境の問題がありまして…オンラインでプレイするという手はあるのですが、ルールブックを持ってない人のためのリファレンス作りがだいぶ前に頓挫してしまい、なかなか手をつける気にならないのです。

 このゲームはプレイの最中に起きるどんな状況でもルールブックを使えば解消できるのが魅力です。それだけに、ルールをどれだけ知っているかでゲーム世界内でキャラクターが行動できる幅が大きく違ってしまうんですよね。

 基本ルールは英語版ならウェブ上で公開されているだけに、日本語でもやってほしいと思ったりするのですが、日本での売れ行きのことを考えるとできない相談なのかもしれません…

 D&Dやりたいなあ。