本当は映画祭初日は22日なんだけど、ロッキー・ザ・ファイナルしか上映しないので、我々のゆうばりは23日から始まったのである。
- 初日(23日)
- 4日間(フォーラム作品)
- バベル
- ゴーストライダー
4日間を観た後、寝不足と、周囲の人の多さにストレスを感じてか、気分が悪くなり、宿泊施設で寝てました。おかげで地雷回避に成功するというおまけつき(「ヒミコさん」はひどいなんてもんじゃなかったらしい)。送迎をやってくれたK_Aoi先輩に感謝。
アカデミー賞ノミネート作品のバベル。全然関係ないはずの3つの国で展開されるストーリー。実はその裏には一丁の銃の存在が……とかいうのが本筋だと思ってたんですが、異文化・異人種(異なる感覚の世界で生きている人)の交流の難しさが平行して語られるという話でした。別に3つのストーリーが収束するわけではない。いきなり中東から日本に場面がジャンプするので何の映画かと思いましたよ。
アメコミの映画化作品、ゴーストライダー。ニコラス・ケイジ主演だけど主人公は変身ヒーローなんで、彼の「ユーモアを表現したかった」発言はあんまり意味がないんじゃないのかという気がしないでもない。町の中を走り回るシーンが一番派手で見ごたえがあって、悪役との戦闘シーンは謎技で瞬殺というなんとも微妙な演出。原作ファンはどう観るんだろうな。Ramukkiさんが持ってるみたいなこと言ってたから貸して貰うか。
- 2日目(24日)
- 映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
- 人魚姫と王子(フォーラム作品)
- あかね空
- そんな無茶な!
- オープン・ウォーター2 ‐アドリフト‐
ドラえもん。オリジナルの魔界大冒険を知らなかったので、素直に楽しんでしまいました。しかし、現在でもスカートめくりをこども向け作品に出すのは許されるんですかね。3回ありましたよ。カウントしてる方もどうかと思いますが。悪魔と契約するという演出がオリジナルと違っていたらしいんですが、それと前日のゴーストライダーがオーバーラップしちゃって、盛り上がってしまいました。タイムリーすぎる。
人魚姫と王子。純白は拒絶の色。言われると確かにそういう気がします。主人公が心を開いていく様子を色彩の変化で表現しようというのは、分かりやすいしよかったと思います。短編ですが、良作ですね。ゆうばり度は低いかもしれないけどw
あかね空。家族のガチな感情のぶつけ合いって好きですね。あと、博徒の伝蔵親分がかっこいいんだけどいい人すぎて笑った。監督が外見的に一番変だったのに、一番まともな映画だった気がする……。
そんな無茶な! 予算100万円の映画4本のオムニバス作品集。えーと、23万円を破いてトイレに流すのはちょっと無いと思います。ていうかドキュメンタリーかよ。映画撮れよ。
オープン・ウォーター2。実話が元になっているらしいんですが、どこを探しても見つからない。実話じゃないと納得できないエピソードと、映画じゃないとありえん演出が入り混じってた気がします。
- 3日目(25日)
- ハッピーフィート
- プロジェクトBB
ハッピーフィート。心温まるペンギンミュージカル。感動の南極大冒険物語かと思いきや、ダンスで環境問題を人間に訴えるという凄い作品でした。
プロジェクトBB。まあ、ジャッキー・チェンです。赤ん坊のサイズが場面によって違った気がするがなんでだ。あと、赤ん坊のものとはいえ排泄物を武器に使うときはモザイクかけて欲しいです。カレー食う度に思い出しそうになる……。