- 作者: 長谷川裕一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1995/10
- メディア: コミック
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ウィキペディアの評にあるように長谷川裕一の絵は確かに古いんだけど、内容は面白い。
- 機動戦士Vガンダム外伝
テレビ放映途中で執筆、掲載されたため、ウッソの乗機がVダッシュガンダムだったり、なんか黒いV2ガンダムが(シャクティ似のヒロイン機で)出てきたり。しかし、なんといっても一番熱いのは「木星じいさん」ことグレイ=ストーク(まあ露骨にあの人なんだが)。おんぼろよせあつめモビルスーツの中に仕込まれていたのは……しかし、地球人類が戦争続けてるのに、それに愛想つかせてさっさと他所の世界にいってしまうのがちょっとさびしかった。
後書きにもあるように最初はギャグだと思われてた企画。しかし内容はバリバリ面白い。公式設定では行方不明になっているミネバ=ザビに着目してそれに強化人間の悲劇を重ね合わせ、さらに脳内に流れ込んでくる死者の念があったりとか、これはゼータのラストシーン! と思わせといて……これ以上はネタバレなんでやめとこう。ラストは本当に感激した。