METALLICA

久しぶりにＣＤを買ったので書いてみることにした。

メタリカ(紙ジャケット仕様)

買った動機がデトロイト・メタル・シティを読んだから、というのがなんとも……。むしろSlayerとかDeathとか買えって話で。ヘヴィメタルファンからボロクソに言われそうだ。まあでも凄い人気のあるバンドで、以前から興味はあったわけです。

で、バンド名を冠したこのアルバム、ファンの間ではブラック・アルバムなどと呼ばれているそうですが、全世界2000万枚を売り上げたとんでもないヒットアルバムです。ミリオン超えてるもんね……。とりあえず自分の趣向として、メジャーなものを押さえておきたいというのがあって（ようするに、俺洋楽聴いてるぜーみたいな中二病なんだが）、以前から動機はあったわけです。繰り返しになりますが。

明確にヘヴィ・メタルに分類されるバンドの曲を聴いたのは初めてです。ブラック・サバスは持ってるんですけど、ハードロックに分類されるみたいですね。さらにこのメタリカは、スラッシュ・メタル（鞭打つようなメタル）に分類されるのだとか。スラッシュ・メタルという単語自体、このバンドを表現するために作り出されたものだそうです。意味的には、それまでのヘヴィ・メタルにハードコア的要素を加えて、さらに激しくしたものだとか。

という解説がなされていますが、実際聞いてみるとそんなにテンポが速いでもないし、絶叫してるわけでもない（デス・メタルの用語で、デス・ボイスというのがあるそうです。多分そのことだろうと）。重い音が淡々と続く感じですね。一回目は大音量で聴いて耳が痛くなりました。常に重低音が響いているので、段々しんどくなってきます。単調だし。まあもうちょっと聞き込んでみないとなんともいえませんが、あんまりヘヴィ・メタルは自分の趣向には合ってないんじゃないかという気がしました。

次は、ようやっと見つけたクリムゾン・キングの宮殿について書こうと思います。

追記：
最初の感想に反して聴きまくってます。Enter SandmanとOf Wolf and Manがかなりイイ。ちなみに後者はワーウルフ：ジ・アポカリプス（W:tA）の概観説明のところに出てくるそうな。奇妙な縁があるもんだ。