You're a RPG Suicide.

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ダンジョンズ&ドラゴンズ ?

いや別にD&Dダンジョンズ&ドラゴンズ3.5版日本語版)のオンセを頻繁にやっていて、親がマティーニにはまっているというだけの話なんですけどね。
自分のアルコール分解酵素に関する実習(これが本当にあるんですよ)によると決してウチの家系はアルコールに強いタイプでは無いはずなのに、酒好きなんですよねえ。親父が張り切っちゃって、「ドライでいくかー」とか、結構恥ずかしい。正直、マティーニは3:1が一番普通に美味しいと思うのですよ。
で、この話がD&Dとどう結びつくかというと、全然結びつきようがないので、ファンタジー世界におけるアルコール類の話でも考えてみようと思います。
とりあえず、よくファンタジー系RPGで出てくる「エール」について。ぶっちゃけていうと、これはビールの一種らしいです。ただし冷蔵技術が無いもんだから冷えてません。Wikipediaによると、「上面醗酵で醸造される。麦芽を使用し、酵母を常温で短時間に発酵させ、複雑な香りと深いコク、フルーティーな味を生み出したビールのスタイル。」だそうな。上面発酵とは、発酵が進むと酵母が液体の上面に浮き上がることからそう命名されたそうです。酵母が最終的に層の下面に沈み込む下面発酵(現在の主流なビールの製造法)に対して言われるそうな。
下面発酵は、10℃以下の洞窟内で発酵させられる、ドイツ・バイエルン地方発祥の地方特有の製造法だったそうです。低温度でも機能する酵母に職人が気付いたことがきっかけだったらしいですね。そして、この製造法によるビールが今や世界の主流になったそうです。これには、冷蔵技術の発展が大きく関与しているそうです。
さて、宴会には欠かせない「ビール」ですが、冷蔵技術の未完成なファンタジー世界においては、それらはすべて上面発酵による「エール」ということになります。これがどんな味なのか……少なくとも、ぬるい温度であることは間違いなさそうですが。冷気系呪文を用いれば下面発酵(ラガー)のビールを作り出すことが出来るのかもしれませんね。これって、シナリオの元ネタになりませんかね? ならないかな。 酒好きの妄想に過ぎないのかな。 どうだろう……。