You're a RPG Suicide.

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長射程の罠

以前D&Dで最大射程3500フィートのキャラクターを作ったという記事を書いたが、そもそも1km先の目標を視認できるのか? という疑問が沸いたので、〈Spot/視認〉のルールを確認してみた。……おや? 距離10フィートごとに-1ペナルティ? ということは……
3500フィートだと、-350ペナルティか。……どう考えても無理ですごめんなさい。
まあそれでも超長距離スナイピングはロマンなので色々やってみる。
目標とするマス目が特定できれば、完全視認困難扱いで射撃できるかな。シーキング能力のついた遠隔武器なら、居場所さえ特定できれば当たるのだ*1。こないだのアーチャー自身はファイターベースで作ってたので、〈視認〉には期待できない。というわけで、ローグの観測兵を従えて位置を特定して、待機アクションで狙撃って感じでどうだろう。
……つっても、14レベルキャラクターの腹心というか部下だから……まあ、7レベルローグ*2くらいでやってみるか? 技能ランクが10、判断力が18*3、種族はエルフ、特技に《鋭敏感覚》、《技能熟練:視認》、ダメ押しにアイズ・オヴ・ジ・イーグルを装備させて……あー、ついでだしソーサラーかウィザード1レベル混ぜて8レベルにして、使い魔にホークを選ぶか(笑) まあ、ローグ7/ウィザードorソーサラー1で。《迅速なる偵察者》もとってみるかね。〈視認〉し放題だし。さて、計算してみるか。

>技能ランク+能力値ボーナス+種族ボーナス+《鋭敏感覚》+
>《技能熟練:視認》+アイズ・オヴ・ジ・イーグル+使い魔
>=10+4+2+2+3+5+3=29

てなわけで最終的な技能修正値は+29。……開けた場所で出目20とかやっても+49だから、500フィート届かないのか。レンジャーの得意な敵に対するボーナスを入れると+50を超えるけど、誤差だよなあ。
戦士大全の弓術大会の項目には、通常120フィート先に目標があるところを、350フィートでやるというルールがあるので、開けた場所では〈視認〉に成功しなくても見えるという解釈ができるかもしれない。ただ、全く身を隠さずに近づいてくるのは何十〜何百って軍勢だろうから、そうでなければ偵察兵ありで有効射程500フィートがいいとこですな。500フィートだと全力疾走で4ラウンドとかで接近されてしまうなあ。まあもちろん塔の上とかから射撃するわけだけど……。
アーケイン・アイ呪文は距離が無限なので有効だろうけど、これ〈精神集中〉が必要だから情報をアーチャーに伝達できないっぽいんだよなあ。スクライングは強烈だけど、よっぽどレベル高い術者じゃないとできないし、そのレベルだったらもっと他にやることあるだろ、って話になっちゃうね。
とりあえず、隠れる意志が相手にあるかどうかで決まるっぽい。上記みたいにぞろぞろ行進してくる相手をびびらすには有効だろうけど、PCは基本少数精鋭で動くだろうから、あんま意味ないな。ダメっぽい。
呪文の射程外から矢を撃ち込む有効性を考えてたけど、有効射程500フィートでは無理だなあ。ファイアー・ボールとかの長距離呪文は400フィート+40フィート/レベルで飛んで来るし、この手の範囲呪文は大体の位置さえ分かればぶっぱなせるからなあ。まてよ……
思いついた。レアリーズ・テレパシック・ボンドで情報交換できる斥候を敵の近くに送り込む。で、とりあえず射撃させて、着弾点からのズレをテレパシーで送って、誤差修正ってことで。難点は、持続が10分/レベルだということだが……パーマネンシイすれば無問題。どうせ1キロ先から撃たれるなんて思わないだろうから、訳も分からず喰らいまくってくれるという寸法で。
しかし、こういう長距離射撃やるんだったら、アーケイン・アーチャーでファイアー・ボール込めて適当に打ち込む方が強い気もするなあ。着弾点の指示とかも適当でいいから楽だろうし。結局は呪文の方が強いのか。しょんぼり。

*1:視認困難を受けないという意味で、普通に命中ロールを振る必要はある

*2:エキスパートでも十分な気もするが

*3:ローグで判断力に最大値ふるのは無茶だが、NPCで偵察専門家ということで勘弁