1957年の作。率直な感想をいえば、至極痛快極まる作品である。計算深い伏線の敷き方が後半部の急展開をサポートしている。冷凍睡眠というギミックはこの時代にしても別段珍しいものではなかったわけだが、その扱い方のセンスが抜群。さすがに年号には違和感を感じるが、それを除けば数十年後の未来世界の描写の丁寧さも文句なしである。私はSF初心者だが、これは名作なんだろう。うん。
1957年の作。率直な感想をいえば、至極痛快極まる作品である。計算深い伏線の敷き方が後半部の急展開をサポートしている。冷凍睡眠というギミックはこの時代にしても別段珍しいものではなかったわけだが、その扱い方のセンスが抜群。さすがに年号には違和感を感じるが、それを除けば数十年後の未来世界の描写の丁寧さも文句なしである。私はSF初心者だが、これは名作なんだろう。うん。