You're a RPG Suicide.

Web拍手返信など。はてなダイアリーから移行しました。

譲り合いと自己主張と

譲り合いは美徳である。他者の立場や考えが自分と違っていて、それに共感できなかったり、時には反感を抱く場合があっても、この世に絶対的な正義が存在しない以上、自分と違う在り方を別の個性として認めなければならない。あるモノの見方や概念、思想はTPOによって認められたり認められなかったりするものだから。
テーブルトークRPGは多人数で一度に遊ぶゲームである。そして、ゲームマスターおよび全員のプレイヤーは立場的に全く平等である。
ここにはお互いの立場を尊重する、譲り合いの精神があるべきである。気の許せる友人同士で遊ぶなら特に気にしないだろうが、そもそも仲の良い友人関係は相互尊重がなされていなければ形成されるはずが無いので、……

堅苦しい長文を書く気が失せた(笑)
早い話が、人に空気読めっていう前に自分が読んでるかよーく考えろ、って話が最初の話です。んで、譲り合いがどうの相互尊重がどうのと言ってるわけですね。
で、次にしようとしてた話は、TRPGやるときには、譲ってばかりでなくて自己主張もないと、成立しないって話です。ゲームマスターに何の自己主張も無ければシナリオはつまらないだろうし、プレイヤーも自分を押し殺してプレイしていても、自分も面白くなければ周囲も面白くないだろうなって話です。まあ、他人のプレイを眺めるのを楽しむタイプの人もいるみたいですが。
そして、もう一度空気を読む話にもどります。どれだけ空気を読むことに注意するべきかは、TPOによって違いますが、大体以下の通りだと思います。
コンベンション>サークル例会>固定の気の許せる友人同士でのセッション
まあ、実はコンベンションにも規模が色々あるので、また違ってくるとは思いますが。サークルの例会にしても、大きいサークルであればその中でグループが形成されて、違ってくると思います。
コンベンションだと互いに譲り合うがゆえに、消化不良なプレイングになることの方が多くなると思います。
しかし、このTPOをわきまえない人というのは結構います。困ったことに。つまり、上の不等号の右の方の意識レベルを、コンベンションとかに持ち込んじゃうんですよね。
あと困るのが、会社の上下関係とか、高校の部活とか、そういう感覚を持ち込んじゃう人です。一回コンベンションでゲームマスターのルーリングが酷かったので、少しアドバイスをしようとしたところ、プレイヤーの一人に丁寧な態度で(しかしあからさまにこちらを学生→年下→格下、心得知らずとみなしているのがありありと感じられた)、Your Master is Always Rightだから、とたしなめられました。っていうかなんでプレイヤーが仕切るんだ。初対面だろが。
あー、なんだ、全然最初に言いたかったことからずれて、愚痴が始まっている(笑) チャットばかりやってるときちんと流れとパラグラフ構成のある文章が書けなくなりますな。
本当は、サークル内でも趣味嗜好が色々な人がいるから、ゲームをやるときには互いに尊重しないといけない、しかし自己主張もないと面白くない、だからその辺のバランス感覚を……難しいな、しかし。
後輩に説教していいのは、学生の間だけだと思います。
さらに、セッション中においては、全員が平等で、譲り合いの精神をもっているべきです。マスターが自分に自信があるからといって、マスター本人がYour Master is...を持ち出すのはおかしい。また、このセンテンスはプレイヤー自身が訓戒とするべきものであって、目の前の他のプレイヤーを戒めるときに使うもんでは無い。
アフターセッションで話すんならまあまだいいんですけどね。セッション中に困ったちゃん扱いされて、怒られるとかいうのは非常に気分を害するものです。TPOをわきまえない困った人は上にあげましたけど、そういう人が迷惑な場合でも、セッション中に指摘するべきでは無いと思います。よっぽど、セッションが完全に瓦解するようなひどいもので無い限りはね。
マスターをやってるときに、慣れなくて上手くマスタリングできなかったときに、先輩から「飛び降りて死ね」とのお言葉をいただいたことがあります。セッション中です。未だに謝罪がありません。そのため、私はこの先輩に対して敬称を使うのをやめてしまいました。
くそ、愚痴ばっかだ。
11月3日にポストホビー札幌店が主催するホビージャパン公認のD&Dコンベンションに行こうかな、と思っているのですが、前に上に挙げたようなことがあったので、行くのにためらいがあります。
私は自分が悪いと思ったら後輩にも頭を下げられますし、他の人が悪いと思っても、露骨にあげつらうことは、今はしません。以前シナリオの出来に激昂してしまって、セッション後に延々と欠点を指摘し続けるということがありましたが、あれは本当によくなかった。
……推敲する気力が無いので今日は終り。