モンスターマニュアルIII (ダンジョンズ&ドラゴンズサプリメント)
- 作者: 桂令夫
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 大型本
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ぶっちゃけ、ゲテモノばっかで誰が考えたのこれ? みたいなクリーチャーばっかりで非常に使いにくい。どこの神話とか民話から引用したのかわかんないんだよなあ。発明されたモンスターも多いし。なんか倒されるためだけなモンスター多すぎないか? MMⅡのときにも思ったが……
まあそれでも惹かれるモンスターもいないわけではなくて、エベロンワールドガイド買わないと分からないウォーフォージドのデータが少し載ってたりとか嬉しい。いちおうエベロン以外の世界観でも使えないことは無い……のかなあ(笑) あとはグラシュティグと、再録されたかな。グラシュティグはあの最エロクリーチャーであるところのニンフ*1に対抗できそうな吸血妖精。イラストがエロい。属性が混沌にして中立とかもいいな。そういや、妖精といえばレッド・キャップが乗ってた。これは有名どころで原典に忠実なんで、使いやすそう。そして、ユーゴロス。中立にして悪の外方次元界ゲヘナに住まうフィーンドである。この本には、3版時代のサプリである次元界の書に載っていたウルトロロス、ニュカロス、メゾロスの3体が再録されているのだが、3.5版仕様になっており、大幅に強化されている。いつか這い回る都に攻め入ってゲヘナ大将軍*2に挑戦するシナリオをやりたいと思っている私にとっては嬉しいことである。その前に4版出そうだが(笑)
まあ評価できるところもあって、それぞれモンスターデータがページ頭からの紹介になってるところはよい。コピーして使いやすいしね。見開きにしてくれればもっとよかったのだが、そこはドンマイ。4版にこの成果が引き継がれるといいなあ。
※
訂正:ユーゴロスは、カノロスを加えて4体収録だった。