You're a RPG Suicide.

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ソウルブレイダー

イースⅠ・Ⅱを手がけた宮崎友良率いるクインテット開発、エニックス発売のアクションRPG。発売は1992年。
なんか似てるなあと思ったらアクトレイザークインテットだった。ただし、そっちはアクションの難易度がカツカツだけど。
ほどよいぬるさのアクションが主体のゲームだが、このゲームの真骨頂はその世界観と個性的なキャラクター達にある。
なにしろ「世界を滅亡から救う」ではなく、「すでに滅亡している世界を復興させる」ゲームである。
神の弟子である主人公が魔物を倒すことで人々や動物や物体(タンスとか扉とか、しかもしゃべるんだこれが)の魂が開放され、世界が元の姿に戻っていく。人々のエスプリに富んだ会話は、みていて飽きない。
生まれて半年で大人になって子供を産み、一年で老いて死んでいく山の精霊たち。しかし彼らはそれを決して悲観したりすることはない。
世界の滅亡の原因となったレオ博士の娘リーサ。主人公に救われて以来、人ならざるその身に心を寄せる。悲劇の恋かと思いきや…
ただ漫然と敵を倒していくのではなく、敵を倒すごとに世界が戻っていくというのがプレイヤーの達成感を満たす。素敵なゲームだった。
神のエンブレムは全部揃わなかったけど他は全部取ったぞ〜(きのみがみつからなくてサイコソードをざんてつけんの後にとったのは秘密