今やってるキャンペーンのラストセッションは*1、20Lv対応にしようと思っている。で、ラスボスの前座*2をNPC作成ルールを使って作成していた*3のだが……まあ、今年のJGCでD&Dゲーマーの方*4に指摘されたことを再確認してみた。
……これって、モルデンカイネンズ・ディスジャンクション*5喰らったら終わりじゃね? ……まあ、対策は考えられないでもない。一つは、サポーターとして18Lv以上のソーサラーをつけといて、そいつに同じ呪文を覚えさせといて、常に待機で呪文相殺する。ソーサラーなら呪文数も稼げるし、なんとかなるだろう、という案。さらに巻物*6を持たせとけば完璧……だろうか。あるいは、ディスジャンクションがアーティファクトを破壊したときのリスク*7を考えて、あんまりありがたくないアーティファクト*8を戦場にバラまいておくとか……しかし、アーティファクトをそう気軽にポンポンと出すなというDMGの方針にも反しているしなあ。スフィアー・オヴ・アニヒレイションをばら撒くというのはどうだろうとか考えたが、こいつにはモルデンカイネンズ・ディスジャンクションは全く効かないとの記述があった。だめぽ。
もう一つ考えたのは、戦場のあちこちにビホルダーを配置しておいて、フロア中をアンティ・マジック・フィールドで覆ってしまうというものである。ようするに生の戦闘力だけで勝負しようという訳だ。スペルキャスターのPCからは非難轟々だろうがw で、エネミーの武器は下級アーティファクトなのでフィールドの効果を受けない! ……マジでプレイヤーからダイスが飛んできそうだw まあ、その頃にはPCもアーティファクトの一つや二つ持っていることだろうし、あんまりいい案とは言えなさそうである。
しかしそれにしても、モルデンカイネンズ・ディスジャンクションとアンティ・マジック・フィールドの効果は、高レベル=魔法アイテム、強化魔法、というこのゲームの基本コンセプトを真っ向から否定するような超呪文である。上記のD&Dプレイヤーの方は、超高レベルセッションはフィアゲーのようだとおっしゃっていたが、まさにそんな感じだ。チャイ! チャイ! イノセンス! ……ここに、破壊的な潜在能力を秘めるというサイオニクスを導入したらどうなることやら*9。
とにかく、モルデンカイネンズ・ディスジャンクションはヤバすぎる。禁呪指定してもいいくらいだ。強化呪文の解呪なら、グレーター・ディスペル・マジックでも十分だと思う。しかし、プレイヤーズハンドブック記載の呪文なので、禁止する場合はプレイヤーの同意が必要なんだろうなあ。