前書いた続き。今日はパラディンから。
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その７：パラディン
パラディンを生で上げてもらえる利益は二つ。特別な乗騎の強化と、パラディン呪文の習得だ。パラディン呪文は後半に強力な呪文が揃ってるので、出来れば習得したいところである。ホーリィ・ソードはパラディンの最終兵器になるだろう。また、パラディンレベルが上がれば特別な乗騎も種類が増やせるので、竜に乗る（といってもせいぜいドラゴネル*1程度だろうが）ことも可能だろう。ただまあ、乗騎が役に立つかどうかはキャンペーンの傾向によりけりなので、なんともいえないが。ＰＨＢⅡの代替クラス特徴を使えば、乗騎は無いが悪を討つ一撃を突撃に用いた際にダメージが増える特典がもらえる。まあ、正直信仰特技の存在だけでパラディンの価値は十分にあるわけで、そのまま上げても余裕で強いクラスである。上級クラスやマルチクラスの選択は、呪文能力と乗騎、そして悪を討つ一撃の威力とのトレードオフになる。信仰の恩寵とか便利な能力は前半に集中してるので、最初のうちはマルチクラス考えない方がいいだろうな。最後まで行っちゃっても別に弱くないしいいか。
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その８：ファイター
さて、某サイトではＨＦＯという愛称で親しまれているファイター、戦士の鑑。さて、ファイターをとことん一直線に伸ばしていって手に入るものは……大量の特技、である。２０Ｌｖまで上げきると、ボーナス特技だけで１１個も習得できてしまう。のだが……ぶっちゃけ、そんなに大量の特技が必要なのか？ という点に尽きるだろう。特技では習得できない特殊なフィーチャーが上級クラスや他の基本クラスにはごまんとある。それを敢えて突貫したとして、ファイターだけが得られるものは、４Ｌｖで《武器開眼》、８Ｌｖで《上級武器熟練》、１２Ｌｖで《上級武器開眼 》。そして、余った特技枠はコンバットオプションを充実するために消費されることになるわけである。ぶっちゃけ、《武器破壊強化》とか《突き飛ばし強化》とか使う機会あんのかよ、とか思うが、ＰＨＢⅡがあれば、特技の再習得が容易に行えるため、様々な状況に対応できるファイターが出来るかもしれない。１８Ｌｖでは夢の《武器の極意》も手に入るし。要らないけど（笑） 攻撃力が上がるのはいいけど、バーバリアンの筋力のハネる様子を見てると、なんだかなー、という気分にさせられること間違いなし。やっぱり《大旋風》ですかね。
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その９：モンク
モンクは一旦横道にそれると戻って来れないクラスなので、モンク一直線を貫く覚悟が必要である。初期の弱さをなんとかカバーできれば、後は高い呪文耐性と接触ＡＣで縦横無尽に暴れまわってくれるはずである。もちろんメイジ・アーマーは忘れてはいけない。グレーター・メイジ・アーマーがあれば鬼だ。ようするに、後列がバフ（強化呪文をかける）してくれれば、セーヴは高いし移動は速いしで最後まで大活躍できる、ということだ。たぶん。ダメージ減少を持ってる敵が出るたびに涙を飲み込む羽目になるかもしれないが、まあ、頑張ればなんとかなるさ。なんとか。
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その１０：レンジャー
生レンジャーってかっこいいよね！ 二刀流スタイルならなおのこと。だって、よえーもん（笑） ファイターより攻撃力も守備力も無いってどないせえと。もちろん呪文やワンドが使える分にはいいけど……しかし、ＰＨＢ収録のレンジャー呪文ってロクなものが無いなあ。えーと、結論からいうと、生レンジャーは、サプリの追加呪文が無いと正直辛いです。話にならないとまで言えるかもしれない。どうしよ。うーん……。
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その１１：ローグ
ローグの特色は技能と急所攻撃である。さて、ローグなのだが、キャンペーンの志向によっては活躍の場面がどんどん減りかねないクラスなのである。急所攻撃が効かない敵はザラにいるし、技能を使わなくても呪文でどうにかなってしまう場面が増えるからだ。「ローグのいないパーティーは全滅する」というのは迷信であり、正しくは「クレリックがいないパーティーは〜」なのである。１１Ｌｖ以上のローグは追加特技や特殊能力を得られるのだが……まあ、この頃になれば、〈魔法装置使用〉技能の判定値も十分上がってるだろうから、マジックアイテムでサポート役に回ることも出来るだろう。そして、急所攻撃が効きそうなデーモンとかデヴィルとかドラゴンとかが出たら嬉々として挟撃に回って、急所攻撃をザクリとかまして、そして殴り殺されるわけですね！ ……だめだな。
*1:ドラコノミコン収録のレッサードラゴン。カッコ悪い。
